あちこちで、桜の花がまるでこれまでの鬱憤を吹き飛ばすかのような勢いで白い花びらを開花させてきて、景色が急に華やいできたように思えます。 これでようやく本当の春がきたんだなあと気持がウキウキしてくる感じです。
エントリーもこの4月から創立以来5年目に入ります。
長かったようで短かった4年間でしたが、おかげさまでその間の道のりは想定していたよりもはるかに順調だったように思われます。
宮崎を離れる事40年という長い歳月を経たあとの帰省につき、出だしは友知人からの紹介ゼロという全くゼロの状態からの出発でどうなることかと不安な気持ちもありましたが、NNR(日本仲人連盟)に加盟し、自分達のポリシーに基づいて地道に活動にとりくんできた結果、2年目には年間100名以上の会員を集めることができ、NNR加盟九州支部の中ではあっという間に新入会員数でナンバーワンの地位を占めることができました。
それ以来、毎年会員数を減らすことなく九州でナンバーワンの地位を守り続け今日にいたっています。
自分達のポリシーといってもそんなにおおげさなものではありません。簡単にいいますと
『結婚したくても結婚でないで困っている方達に出会いの場を提供しすることにより結婚世帯を増やし、子供を増やしていくことに尽力する』といったごく当たり前のこと。
少子高齢化・晩(非)婚化が大きな問題となっている今日、その対策としては子育て支援とか いろんな取り組みがされてきています。
しかし、自分の周りをみてみると、決して結婚したくないとか、やりたいことがあるから結婚はあとでもいいやという人ばかりでなく、結婚したくても出会いの機会がないというだけの理由で結婚できないで悩んでいる方達も沢山おられます。
そういった方達に出会いの場を提供し、婚姻化を進めていくことも少子化対策としては現実的で有効な手段ではないかという思いでこの仕事を始めることにしました。
自分達でも驚くような快進撃の理由は何かというと、先ずは新聞やタウン誌を通じて自分達のメッセージを発信しつづけていったことがこれまでの県内の結婚相談業界に物足りないものを感じていた方達に受け入れられたことが大きいかと思います。
ただ旧態依然とおなじことを繰り返すのではなく、本当に結婚したくてもできなくて困っている方達がおられたら、そういった方達が結婚できるようにする為に はどうしたらよいかということについて真剣に考え改善する為のアクションを起こす必要があるのではないでしょうか?
お相手を見つける為には、やはり会員数が多くないことには縁組みもままなりません。 また、県内の会員の皆様の殆どはお相手は県内の方がよいと希望されます。 そのためには県内の会員を増やすしかないということで、とにかく県内の会員を増やすことに全力をあげました。 県内の会員巣が増えてくるとそれに伴い、成婚者はおのずと増えてくるものです。
また、幸か不幸か支部長である私自身が独身時代NNRの会員としてお世話になったことがあり、会員としていろいろな経験をしました。
その経験を活かし、会員としての立場から自分がそのときにいやだなあと感じたことはエントリーではやらないようにしています。
「結婚相談」といった看板を上げないようにしたのもその1つ。 そこから帰るときに通行人から好奇の目でみられないようにといった配慮の結果ですし、県内で真っ先に「予約制」に取り組み定着させたのも、相談の順番がくるまで見知らぬ人と順番待ちのために待合室で同席することの気まずさを避けるためです。
とはいえ、まだまだ会員の皆様のニーズには応え切れないことが多いだろうと思い申し訳なく思っております。 それでも相談室としての立場と、会員としての立場と両面からいろんなことに気を配り実行してきた結果が、皆様に受け入れられとことがいまの地位に繋がったのかな?とひそかに喜んでいます。
勿論、まだまだこれで充分というものではありません。 もっともっとやりたいことは沢山あります。 それを少しづつ、決して焦ることなく地道に着実に形にしていきたいと思っています。
それを動かす立場としてのカウンセラーは私の妻がやっています。 いわゆる“出逢い系”とは異なる全く普通の人間がやっているということを分っていただくために、最初から新聞やタウン誌に顔写真を出して対応をさせていただいていますが、個性の強い私と違って皆さんに受けが良く、女性会員の皆様からは姉貴分として慕われているようです。 その家族的な対応と現代風のシステムとが相まって現在の地位を勝ち得たと思っています。
結婚がきまり、成婚報告にみえるお二人の顔はどの顔をとっても幸せで輝いています。 私達もそのたびに自分達のことのことのように幸せでいっぱいの気分になります。
この笑顔をもっともっと沢山みれるようこの5周年という節目を機に、目標を更に高く持ち私達はこれからも頑張っていきたいと思っていますので」今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。。
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