早い早い、もう11月ですよ、皆さん…。こうやって時間が経っていくんですから、ボヤボヤしてたら婚期を逃すというのも分るような気がしますよね。
今年,エントリーでは例年にも増してゴールインするカップルが多く、プレゼントする記念品を買ったり、祝電を打ったり結構忙しい思いをしました。
現在もゴールインに向けて着々と愛を育んでおられるカップルが何組かあり、殆ど成婚状態まで辿り着いておられるカップルもいくつかみられます。
これまでに成婚されたカップルについてその特徴をみてみますと、ひとつの共通点があるように思えます。
それは成婚された女性の皆さんが謙虚で自分というものを客観的にみることのことのできる方が多かったように思えるということ。
TVドラマのヒットもあり、アラフォー(around 40)なる言葉が定着してきましたが、40歳前後の女性はもちろん 30歳を過ぎそれなりの人生経験を積んでこられた女性の方は、その分相手の方の短所がよくみえるようです。もちろんこれは女性に限らず、男性の方にも共通していえることだとは思いますが…。
その結果、折角の出逢いがあっても、相手の短所を目ざとくみつけられた方は、ご自分のことはさておいて『折角ですが、お断りさせてください』ということで幕。
これに対し、自分のことを客観的にみることの出来る方は、同じように相手の短所をしっかりと認識はするのですが、 「そうはいっても自分はどうなんだろう?自分はいま何歳だったっけ…。そして、この方の欠点を気にしているけど、自分には欠点はないのかな?何年か前の自分だったらこの方の欠点を一方的に拒否するだけの条件をそろえていたかもしれないけど、今の私は決して若いといえる年齢ではないし、シワも増えてきている…。そういったことを考えると、この方のこの程度の短所なんてどうってことないじゃない。」
と、今度は逆に相手の方の長所を見出すことに力を注ぎ、その結果幸せな結婚生活に入っていくというパターン。こういう方が今年は特に多かったために成婚者が多かったのではないかと思います。
また、そういった方達は婚活も真剣でしたし、謙虚で私達のアドバイスにもよく耳を貸されます。
一方、その反対の方も結構数多く見受けられます。自分に対して自信を持つということは大事なことですが、その時点での自分というものに対する客観的な評価ができないが故にそれがともすれば自信過剰に陥り、折角の素晴らしい出会いの芽を自ら摘み取っていくパターンの人たち。
そういう人は、往々にして素質、条件といった点では普通の人より優れたものをもっていながら、自分というものが分っていないが故に、なかなか幸せを掴み取ることができない…。
そしてそういう人たちは決まって頑固で他人のいうことに耳を貸そうとせず、何かトラブルがあったら悪いのはみんな相手の方、自分は決して悪くないと主張し続ける方が多いように思います。寂しい話ですよね。
たしか孫子だったかと思いますが、その兵法の一説にに『敵を知り、己を知らば百戦危うからず』という言葉があったかと思いますが、相手のことを知る以上に自分を知るということは難しいことでしょうが必要不可欠なことだと思います。
自分というものを客観的にみて客観的な評価が出来るようになると物事はもっと自分の期待するほうに進んでくれるのではないでしょうか? たまたまこのブログを読んでくださっている会員の皆さん、あなたはどちらのタイプですか?
因みに、私自身は齢はしっかりと重ねているものの、自分を客観的にみることができているかというとまだまだ不充分につき決して偉そうなことをいえた義理ではありません。 しかし、ずーっとこのことが気になっていましたので敢えて書かせていただきました。
最後に格言をもうひとつ。
過(あやま)ちて改むるに憚(はばか)ること勿れ
哲
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